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2014年 7月

今年は冷夏予報だったように思うのですが、、、実際には例年通り連日30度を超える真夏日が各地で観測されています。この暑さまだまだ続きそうです。外出される際など熱中症には十分に気を付けてください。

先週、東京ビッグサイトで開催された「インターベット ”人とペットの豊かな暮らしフェア”」に行ってきました。

昨年は幕張メッセで開催されたインターペットですが、今年は7/24(木)~27日の4日間、会場を東京ビッグサイトに移して開催されました。

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会場自体はいくぶん小さくなった感じのする今年のインターペットですが、それでも”日本最大級の国際ペット産業見本市”と云われるだけの事はあり、国内外から200社以上の出店がありました。初日(24日)は、ビジネス来場だけなのですが、お昼を過ぎる頃には多くの来場者で賑わっておりました。

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大きな展示ブースを出しているのはいやゆる国内大手メーカーでフード関係が大半を占めています。海外フードメーカーの出店も多く、日本での商品紹介と販売代理店を探しているようです。

フードに関しては、ここ数年各メーカーが”グレインフリー”の商品を発売しているのは皆さんも良くご存知かと思います。今年も国内外の各フードメーカーがグレインフリータイプのフードで肥満予防やアレルギー予防をアピールしていました。

フードに関しては、国内に流通するメーカーも年々増加しており、各メーカーが犬種の違いや生活様式、活動内容に応じて色んなタイプのフードを販売しています。

品数が多い分、飼い犬にあったフードを選ぶのは楽しみでもあり、悩むところでもありますが・・・

個人的に気になったのはフリーズドライタイプのドッグフードです。フリーズドライすることで「生食(ローフード)」に近い食事を犬達に与えることができるようです。

以前から必要に応じて馬肉や羊肉などの生肉を与えていましたが、保存や給与量がドライフードに比べると手間でしたが、フリーズドライだとその手間も解決してくれるようです。是非とも一度試してみたいと思っています。

フード以外にもおやつやサプリメント関連商品など人間同様にペットの健康維持をサポートする商品が数多く出店されていました。

我が家のサンちゃん(カーディガン・コーギー♂)も先月13歳になりました。ここ最近は随分と足腰が弱々しくなっています。

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ペットの介護用品としてマットやクッション、歩行補助ハーネス等がいくつか出店展示されていましたが、期待していた車椅子などは出店されていませんでした(残念)

車椅子と云えば、昨年のインターペットでは犬用ベビーカーが非常に沢山出店されていたのですが、今年はほとんど見かけませんでした。もはや一般的になっているのかな!?

それ以外にも洋服やアクセサリーなど数多くのペット商品が展示されていましたが、なかでも一番驚いたのはペット用の「酸素カプセル」です。

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ストレス解消やケガ・疲労回復などの効果があるそうです。トレーニング後に酸素カプセルに入って疲労回復できる日もそんなに先の話ではなさそうです!

 

肝心のドッグスポーツやドッグトレーニング関連商品の出店展示ですが、今年は昨年以上に少なく、ほとんど無いと云った方が良い状況でした。

そんな中、イードッグラーニングで販売しているウクライナ COLLAR 社の「PULLER プラー」が今年5月に日本国内の総代理店と契約し、PULLER の総代理店さんが今回初出展していました。

ブースには、COLLAR 社アジア地区担当のAlex さんと日本代理人のエレナさんも手伝いに駆け付けており、多くの来場者で賑わっていました。

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現在、日本国内で飼育されている犬の数は1,000万頭以上と云われていますが、その中で、ドッグスポーツやドッグトレーニングを楽しんでいる犬達はどれくらい居るのでしょうか?

イードッグラーニングは少しでも多くの愛犬家の方達にドッグスポーツやドッグトレーニングを通じて人と犬達との絆を深め、共に心豊かに暮らしていただけるように全力で応援したいと考えています。

近い将来、インターペットにイードッグラーニングとして出店し、多くのお客様にドッグスポーツやドッグトレーニングの楽しさをお伝えできればと思っております。

 

つづく・・・

梅雨時期の天気予報は外れることが多く、先週も心配された台風8号は私の住む地域ではその影響はほとんどありませんでした。しかし、各地で台風による大雨等で大きな被害を受けた方々も沢山いらっしゃるかと思います。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

先週末は久びりに時間ができたのでアジリティトレーニングに行ってきました。

最初にウォーミングアップを兼ねて何パターンかのグリッドジャンプを行います。ハードルの距離やバーの高さ、角度を変えながら “recall” → “send” → “runwith” の順に3回づつ走らせます。

動かずにいればそんなに蒸し暑さは感じないのですが体を動かすとすぐに汗をかきます。曇り空とは云え蒸し暑い中でのトレーニングでは人も犬もこまめに水分補給しながら休むことが大事です。

私の場合、1回のトレーニングを5分程度と決めて休むことにしています。「5分間トレーニング」で人も犬も集中してトレーニングするように心がけています。#私の体力・集中力が5分間しか持たないと云う話もありますが!?(苦笑)

 

次に10障害程度のジャンピングシークエンスを組んでハンドリング練習します。

最初は”リアクロス”や”送り出し”主体に障害への狙いの強化と走りの伸びを出す練習を行い、次にタイトに旋回するためのハンドリングを練習します。

コースシークエンスに応じて、伸びのある走りとタイトな走りを上手にハンドリングできるようにしたいのですが、なかなか思うようには走ってくれません(^^;)

上手くなるには繰り返し練習する必要があるのですが、いかんせん蒸し暑い中でのトレーニングですので、そう何度も何度も走らせるわけにはいきません。

 

そんな時、犬達にも協力してもらいながら効率良くトレーニングするためにモチベーターとなるおもちゃを使い分けながらトレーニングしています。

走りの伸びを出したい場合には、ゴール地点に大好きなタグを置いたり、投げたりすることで犬にゴールポイントを教えます。グリッドジャンプ同様に”recall” → “send” → “runwith”の順でトレーニングすることでより速くゴールポイントまで駆け抜けさせることを教えます。

タイトに旋回させたり、ハンドラーの求める走行ラインに犬をより速く誘導する場合には、犬が旋回動作に入ると同時にタグを使って引き寄せます。最初は引き寄せるだけでタグプレイして遊びます。十分に引き寄せることができるようになったら、狙うべき次の障害へと誘導していきます。

 

私の場合、ハードルシークエンスでは主にバータグやフリースタグをよく使います。障害の間を抜いたり、障害を旋回した後に走行ラインにより速く誘導するために手に持ち易く、手元でタグプレイしやすいバータイプやフリースタイプのタグをモチベーターとして使っています。

バータグ

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フリースタグ

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ウィーブポール(スラローム)の練習やグリッドジャンプ、ハードルのタイトターンの練習の際には、ターゲットとしてタグを置いたり、投げたりするのでボールタグやある程度重さのあるバータグなどを使っています。

ボールタグ

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マオとジーニーでは多少おもちゃの好みが違います。マオの場合、どちらかと云うとボールタグが好きで特にピーピーと音のなるボールタグは大好きです。

ジーニーの場合はフリースタグが好きです。私との引っ張り遊びが大好きなので必ずフリースタグの真ん中を咥えて私に引っ張れと持ってきます。ピーピーと音の出るボールタグでも良いのですが、最初はボールを咥えるのですが、私の前に来るとあえてボールを離してタグの真ん中を咥えなおしてタグプレイを催促します! 彼なりに拘りがあるようです(笑)

 

コンタクト障害のトレーニングは、ドッグウォーク、Aフレーム、シーソー毎に”より速く”、”より確実にコンタクトオンさせる”ことをテーマに練習しています。

コンタクト障害のトレーニングにおいてもジャンピングシークエンス同様にモチベーターとなるおもちゃを使い分けながら犬達に協力してもらいながらトレーニングしています。

スピードアップのためにコンタクト障害のエンドポイントに大好きなおもちゃを置いたりしますが、この時はマオ、ジーニー、それぞれが最も好きなおもちゃを使っています。

 

マオの場合はリアルファーのトリーツポーチタグがお気に入りです。タグの大きさもドッグウォークやAフレームの練習ではやや大きめのタグで間口の広いものを使いますが、シーソーの場合は小ぶりのタグを使っています。

トリーツポーチタグ

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ジーニーの場合は、フリースタグかボールタグを使います。トリーツポーチタグも嫌いではないのですが、ジーニーの場合、おやつは眼中になくひたすらタグプレイすることだけにモチベーションアップしているようです!

 

マオもジーニーも普段のタグプレイとは違い、アジリティトレーニング中のタグプレイはタグそのものやプレイに対する執着心が高くなりますので、ご褒美(報酬)としてのタグプレイを楽しんだ後はハンドラーの指示で「気持ち良く出す!」事を注意しています。

普段以上の強い噛みでタグを咥え、引っ張りますので、ハンドラーもかなり体力を使いますし、オモチャが破けてしまう事もあります。時には手や腕に犬歯があたったり、強い引きで肘や肩に大きな負担がかかりますので特に注意が必要です。

私の場合、トリーツポーチタグやバータグ、ファータグではバンジータイプのタグを使うことで肘や肩への負担を減らしています。フリースタグの場合は必ず両手でタグの端を持ってタグプレイするようにしています。

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久しぶりにじっくり時間をかけてトレーニングできた週末でしたが、やっぱり蒸し暑い中でのトレーニングはいつも以上に体力を消耗します。

いつもそうでなんですが、週末のトレーニングはどうしてもあれもこれもとやり過ぎてしまいます。トレーニングポイントを絞って短時間で効率良くトレーニングすることを心がけています!

皆様もくれぐれもやり過ぎには注意して夏場のドッグトレーニングを楽しんでください!

 

つづく・・・

 

 

梅雨時期としては最大級と云われる大型の台風8号が各地で被害をもたらしております。今後の進路予想では九州を横断し、その後、四国→東海→関東→東北→北海道と日本列島をなめるように北上して進んでいくようです。

土砂崩れ、浸水、強風による倒壊等の台風災害にはくれぐれもご注意ください!

 

イードッグラーニングのシッピングサイトではドッグスポーツやドッグトレーニングを楽しむための沢山のおもちゃを取り扱っております。大半が米国製やヨーロッパ製のおもちゃなのですが、そのほとんどが「対話型のおもちゃ」と云われるものです。

 

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海外メーカーからおもちゃを仕入れる際、おもちゃの特徴などをお聞きするのですが、決まって「このおもちゃは人と犬の双方に楽しめる対話型のおもちゃなんだよ!」と説明されます。

 

 

”犬にとって楽しめるおもちゃ”とはどういうおもちゃなのでしょうか?

ドッグスポーツやドッグトレーニングにおいては、犬達がより意欲的にトレーニングに取り組むことを望んでいます。これらのおもちゃは、視覚や嗅覚、動きを通して犬達の本能的な欲求を刺激することで、楽しみながらその犬が本来持っている意欲を引き出すように工夫されています。

本物の毛皮を使ったおもちゃ(ファータグ)が多いのは、毛皮の持つ独特の臭いや触感で犬が本来もっている狩猟的本能を刺激し、おもちゃへの執着心を高めるためです。

 

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ハンドラー(指導手)の指示に従って行動することで、報酬として大好きなおもちゃで遊んで貰える。遊び(報酬)を通じてハンドラーの意図を理解し、行動を学びます。犬達はおもちゃを通じて人と対話しているのかも知れません。

 

 

”人にとって楽しめるおもちゃ”とはどういうおもちゃなのでしょうか?

ドッグスポーツやドッグトレーニングを楽しんでいる方の多くは、日々のトレーニングや競技会を楽しみながら、犬達と互いに理解しあい、共に幸せでありたいと願っています。

そのために人間社会のルールを教えたり、犬と云う動物を学ぶことで、共に絆を深めあっています。決してよい成績を収めることだけを望んでいるのではありません。
楽しみながらトレーニングする上でおもちゃ選びはとても大事です。犬達がおもちゃ自体に興味を持ってもらう事は云うまでもないのですが、おもちゃを使った遊びやトレーニングを通して人の意志や人が望む行動を犬達に正しく理解してもらう事が重要になります。

犬の行動に応じてクリッカーを鳴らしたり、言葉で褒めたり、タグプレイすることで人が何を望んでいるのかを即座に伝え、それを繰り返しトレーニングすることで理解を深める必要があります。
おもちゃにはトレーニング用途に併せて色んなおもちゃがあります。定番と云われるボールタグやフリースタグひとつとってみても大きさや素材、デザインが違うものが多数用意されています。

犬種の違いによっておもちゃを選ぶことも重要ですが、ハンドラーの扱い易さもとても重要です。女性や腕力の無いハンドラーでもバンジータイプのタグであれば引きの強い犬であっても楽に扱うことが可能です。

 

”人にとって楽しめるおもちゃ”とは、トレーニング用途に併せて犬達と対話のできるおもちゃだと思います。

 

互いに理解しあったペアは、いつでも、どんな時も、どんなところでも互いに楽しむことができます。ボールやタグ、ディスクを持っていなくても、公園で拾った木の枝一つで愛犬と楽しむことができます。

 

ドッグアジリティでは、競技の前後でリードやおもちゃを使って愛犬とタグプレイ(対話)するペアをみかけます。難コースを前に「大丈夫!きっとうまく走れる!」と互いを鼓舞したり、「楽しかったね!ありがとう!」と互いの健闘をたたえているようです。

 

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犬達はおもちゃだけに夢中になることはありません。大好きな人と対話することを望んでいます。ドッグスポーツやドッグトレーニングを通して犬達との対話を楽しんでみてはいかがですか?

 

つづく・・・

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