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2015年 5月

2015年5月15日(金)~17日(日)まで、オランダのエルメロ(Ermelo)にある「National Hippic Center(KNHS)」にて、「2015 World Agility Open Championships」が開催され、2015WAO日本代表チームのチームマネージャーとして大会に参加してきました。

2015WAO Team Japan

(*)World Agility Open Championships 大会についてはこちらをご覧ください。

今年は日本を含む世界33の国と地域から387ペア(日本代表12ペア)が参加し、15日(金)~17日(日)まで三日間に渡って大会が行われました。

(*)2015WAO大会報告1 2015WAO大会報告2 2015WAO大会報告3
 

私自身は WAO の日本代表選考会となるJapan Open Agility Championships 大会の実行委員会を WAO の第一回大会が開催された2011年からお手伝いしているのですが、WAO 大会に参加するのは今回が初めてでした。

また、チームマネージャーとしての参加でしたので、選手とは別にマネージャーミーティングに参加したり、当日のコース図の配布や競技スケジュールの確認、日本代表ペアの競技サポート等と忙しい三日間になりました。

本大会は屋内リングが2つ、屋外リングが1つの3リングで行われますが、どのリングも選手のウォームアップエリア、入退場エリア、観戦エリアが用意されており、チームマネージャーとして競技毎に日本選手と一緒にウォームアップエリアや入退場エリアで日本選手をはじめ参加した世界のアジリティペアの競技の一部始終を観戦することができました。

2015WAO Main Ring

2015WAO Ring1

世界中のトップチームが集まったWAO大会においては、コース攻略法や多彩なハンドリングテクニックには目を見張るものがありました。

WAOにおいては、個人ペンタスロンをはじめバイアスロンやゲームズ等、予選ラウンドを通して複数の競技の総合成績で世界チャンピョンを競いますので、予選ラウンドから無理はできないし、かといって手堅く走るだけでは強豪ペアがひしめく中では上位進出は難しくなります。

まして、大会三日間で個人戦だけでも9走、チーム戦5走のタフな競技会ですので、互いに心身のケアを行いながら集中した走りをするのはコース中心のアジリティトレーニングだけではなかなか難しいものがあると感じます。

今回チームマネージャーとしてリングサイドで各ペアのウォームアップから入退場の所作、走り終えた後のフォローアップをしっかり見ることができました。

2015WAO Photo-1

2015WAO Photo-2

トレーニングエリアを除けは、ウォームアップエリアにはハードルが一台だけ設置されていて、練習時間も1分程度と短い時間が与えられています。ほとんどのペアがボールタグフリースタグファータグバータグなどを使ってタグプレイをしながら障害(作業)に対する集中力を高めていました。

2015WAO Photo4

出走前の入場エリア(スタンバイエリア)においては、ウォームアップエリアとは逆に互いに落ち着きを保つように心掛けているペアが多く、普段の何気ない所作の中でリラックスすることに集中していました。中には脚側停座や伏臥(臥せ)等のオビディエンス作業をしたり、トリックプレイをしながら互いに落ち着きと集中力を維持する選手もいました。

2015WAO Photo3

走り終えた後は、多くの選手がウォームアップエリアで使っていたタグ(おもちゃ)で真剣に遊んでいました。結果がどうであれ互いにベストを尽くして走り終えたことに対して報酬として大好きなおもちゃで真剣に遊んであげることで互いの次の競技へのモチベーションに繋げているようでした。

また、おもちゃで遊んだ後にパートナーである犬の体をストレッチをするペアもいました。本格的なマッサージと云うよりは、前脚や後脚を中心に肩甲骨や股関節のストレッチをしながらクールダウンさせているようでした。

 

ドッグアジリティに限らずドッグスポーツを楽しむ上では、個々の競技におけるトレーニングはもちろんのこと、普段のパートナーとの生活において意欲と集中力を高めながら気持ちのオン・オフを作ることがより大きな緊張となる世界大会でペアの実力を発揮する上とても大事な事で有ることを再認識させられました。

 

2016年のWAO大会はアジリティ発祥の地イギリスにて開催されます

 

本大会への参加は、Japan Open Agility Championships(JOAC) 大会にて日本代表ペアが選出されます。JOACは、2011年から開催されているドッグアジリティ競技会で、国内でドッグアジリティを楽しんでいる愛好者の手によって開催されている競技会です。

この競技会においては、プロインストラクターやアマチュアハンドラー、所属する競技団体、血統書の有無、犬種等に関わらず18ヶ月以上の健康な犬であれば誰でも参加できるオープンなドッグアジリティ競技会となっています。

イードッグラーニングは Japan Open Agility Championships を応援しています。
 

つづく・・・

2015WAO 大会最終日となる17日(日)も朝6時にホテルを出発し、会場へと向かいます。

今大会期間中、我々日本チームが宿泊したホテルでは早朝に出発する我々のために朝食のランチパックを用意していただきました。ハムやチーズを挟んだサンドイッチ、ヨーグルト、果物、お菓子などを詰め合わせたものですが、競技の合間合間に栄養補給できるこのランチパックのお蔭でタフな競技会を乗り切ることができました。ホテル「Princess Hotel Dorhout Mees」のスタッフに感謝いたします。

最終日は、朝から決勝競技が続きます。朝一のメインリングでは個人ペンタスロンの決勝ラウンドとなるスピードステークスが行われました。

大会初日から一次予選、二次予選を勝ち抜いた各体高クラス上位20ペアによる決勝ラウンドは、コンタクト障害としてAフレームのみを使い、ウィーブポール(スラローム)とAフレームを2回づつ通らなければならないスピードステークスが決勝競技となり全5走の総合成績でペンタスロン世界チャンピョンを決定します。

2015WAO-Sunday-AM-Courses

同時刻に屋外の第一リングでは、個人タイトル戦(ペンタスロン、ゲームズ、バイアスロン)の各一次予選で敗退したペアのためのボーナスゲームとなるスピードステークスが行われました。

先に第一リングにてボーナスゲームとなるスピードステークスから競技がスタートしました。コース終盤にややテクニカルなシークエンスがあるものの全体的に障害間も広く走り易いスピードコースです。

2015WAO_Bonus_Course_Work

日本チームからは400クラスに佐野&ぷ~ペア、525クラスの小西&ナナペアが出場し、2015WAO大会の最終競技となるこの競技を臆することなく果敢に攻めて駆け抜けました。
 

ボーナスゲームからやや遅れてメインリングでは個人ペンタスロンの決勝競技となるスピードステークスの競技が始まりました。

こちらもコース全長178mで障害間も広く、直線トンネルが3本設置されたスピードコースとなっています。

個人ペンタスロンは予選の4競技(ジャンピング2走、アジリティ2走)とこのスピードステークスの計5走の総合成績で世界チャンピョンが決まります。出走順は、予選競技の成績が下位の順からスタートしていきますので、各クラスとも出走順が早いペアはとにかく目一杯飛ばして走ります。

日本チームからは、400クラスに吉本&ののペア、秋池&クールペア、650クラスの高橋&プッチペアの3ペアが出場しました。

400クラスの吉本&ののペア、秋池&クールペア共に失格することなくペンタスロン最終競技を完走し、吉本&ののペアが総合13位、秋池&クールペアが総合17位と健闘しました。

650クラスの高橋&プッチペアは、若いプッチのスピードを殺すことなく最初から最後まで巧みなハンドリングでコースを駆け抜けた結果、見事に第1位に輝きました。総合でも世界の強豪ペアがひしめく650クラスで第8位とトップテン入りを果たしました。

RiyuTakahashi&Putch

 

個人ペンタスロンの決勝が終わったメインリングでは、引き続き個人バイアスロンの決勝競技となるアジリティが開催されました。前日の予選ラウンドとなるジャンピングにおいて、各クラス上位40ペアがバイアスロン世界チャンピョンの座をかけて決勝競技となるアジリティを走ります。

2015WAO-Sunday-PM-Courses

コース全長199mの長いコースで、300クラスと400クラスの標準タイムが51秒。525クラスと650クラスの標準タイムが46秒に設定されています。

2015WAO_BiathlonAG_Course

日本チームからは、300クラスは白松&クレアペア、渡辺&かるらペア、岡本&紅ペアが出場し、白松&クレアペアが総合15位、渡辺&かるらペアが総合17位、岡本&紅ペアが総合21位と健闘しました。

400クラスは吉本&ののペア、秋池&クールペアが出場し、吉本&ののペアが総合27位、秋池&クールペアが総合29位となりました。

525クラスは荒木&ピスコペア、土岐&ニナペアが出場し、荒木&ピスコペアはこのアジリティ競技で第3位に入賞し、総合でも第4位となり、トップ5入りを果たしました。土岐&ニナペアも総合33位と健闘しました。

650クラスは若林&かんなペア、山本&パーチェペア、高橋&プッチペアが出場し、若林&かんなペアが総合15位、山本&パーチェペアが総合37位となりました。

先のスピードステークスで優勝した高橋&プッチペアは、このバイアスロンアジリティも集中したハンドリングとプッチの伸びのある走りで見事第1位を獲得し、総合でも第7位とトップ10入りを果たしました。

2015WAO_BiathlonAG

個人バイアスロンの決勝が終わったメインリングでは、2015WAOの最終競技となるチームペンタスロンの決勝となるスピードステークスリレーが上位8チームによって行われ、スペインチームが総合3位から逆転して見事優勝を飾りました。
 

全ての競技が終了したメインリングでは、世界33の国と地域から総勢387ペアが参加して閉会式が行われ、2015WAOの熱い3日間が幕を閉じました。

2015WAO_Closing

2016WAO 大会は、2016年5月13日~15日、アジリティ発祥の地イギリスにて開催されます。

 

御礼

最後になりましたが、2015WAO に参加いただいた日本代表チームの皆さん、一週間に渡る海外遠征、競技会と本当にお疲れ様でした。皆さんの走りは世界のアジリティファンに感動を与える走りだっと思います。

2015WAO_Team_Japan

WAOのGreg Derrete 氏、Monica Percival 氏をはじめとする大会事務局、審査員、ボランティアスタッフの皆様、素晴らしい大会に参加させていただきありがとうございました。現地WAOスタッフの Naomi Den Hartog さんには日本チームの帰国検疫にためにご尽力いただきまして本当にありがとうございました。

2015WAO 日本代表チームをご支援いただいた株式会社源(みなもと)様、サインハウス様、札幌スクールオブビジネス様、イードッグラーニング様、ありがとうございました。

また、WAO選考会となった「2015JOAC大会」に参加・協力いただいた皆様、遠く日本からご声援いただいた皆様、本当にありがとうございました。

Japan Open Agility Championships 実行委員会を代表して御礼申しげます。

 

2015WAO Team Japan
チームマネージャー
富永 伸哉

2015 World Agility Open Championships 報告1

2015 World Agility Open Championships 報告2

2015WAO 大会二日目となる16日(土)は、朝の5時30分にホテルを出発し、7時からのコース検分に備えます。この時期のオランダは最低気温が10度前後、日中も15度前後とアジリティを楽しむには絶好のコンディションです。

2015WAO Courses Map

朝一配布されるコース図を受け取る各国チームマネージャー

午前中に個人ペンタスロンのジャンピング第二ラウンド、アジリティ第二ラウンド、個人バイアスロンの予選ラウンドとなるジャンピングが行われました。

2015WAO-Saturday-AM-Courses

個人バイアスロンの予選ラウンドとなるジャンピングは、コース全長が171mで、300クラスと400クラスの標準タイムが43秒、525クラスと650クラスの標準タイムが39秒となっています。

コース前半は丁寧なハンドリングを要求されるシークエンスですが、後半は伸びのあるスピードコースとなっており、参加したどのペアの決勝進出に向けて攻めの走りをしていました。

2015WAO TeamJapan

バイアスロンジャンピングを前に気合いを入れる日本代表ペアの面々

個人バイアスロンに出場した日本代表ペアは、300クラスの白松&クレアペア、渡辺&かるらペア、岡本&紅ペア揃って決勝ラウンドに進みました。

400クラスは、吉本&ののペア、秋池&クールペアが、525クラスは、荒木&ピスコペア、土岐&ニナペアが決勝ラウンドに進出し、650クラスは、若林&かんなペア、山本&パーチェペア、高橋&プッチペアが決勝ラウンドに進みました。
個人ペンタスロンの予選第二ラウンドとなるジャンピングは、コース全長166mで、300クラスと400クラスの標準タイムが42秒、525クラスと650クラスの標準タイムが38秒となっています。

障害間が狭いところと広いところがランダムに設置され、横幅の狭い第二リングの関係からか隣り合う障害が多く、いたるところにトラップがあり注意力を必要とされるコースとなっていました。

2015WAO Pent-JP2 Course Work

個人ペンタスロン ジャンピング第二ラウンドコース検分

 

個人ペンタスロンの最終予選ラウンドとなるアジリティは、コース全長191m、300クラスと400クラスの標準タイムが53秒、525クラスと650クラスの標準タイムが48秒となっています。

メインリングで行われたこの競技、とにかく障害間が広くスピードに乗った犬をいかに無駄なくコントロールするかが問われる難しいコースとなっています。結果、個人ペンタスロン予選ラウンドで最も失格の多い競技となりました。

2015WAO Pent-AG2 Course Work

個人ペンタスロン アジリティ第二ラウンドコース検分

個人ペンタスロンに出場した日本代表ペアは、400クラスの吉本&ののペアが総合15位、秋池&クールペアが総合20位で決勝進出。650クラスの高橋&プッチペアが総合12位で決勝ラウンドに進出しました。
午後は、チームペンタスロンの予選ラウンドの最後となるアジリティ第二ラウンド、個人ゲームズの決勝ラウンドとなるギャンブラーが行われます。

2015WAO-Saturday-PM-Courses

第二リングで行われたチームペンタスロンのアジリティ第二ラウンドは、犬もハンドラーもスピードの緩急が求められるテクニカルなコースで、コース取りもハンドリングも多彩なコース戦略が組める面白いコースとなっています。

ただ、個人戦ではなくチーム戦で、この競技の結果次第で明日の決勝ラウンドに進めるかどうかが決まるので、決勝ラウンド進出を狙うチームにとってはプレッシャーに負けない走りが要求されます。

予選の3走を終わって総合8位に付けている日本チームは、300クラスの岡本&紅ペア、525クラスの荒木&ピスコペア、650クラスの若林&かんなペアに決勝ラウンド進出を託しました。

既に午前中3走し、遠征の疲れもピークに達した中で、大きなプレッシャーと闘いながら各ペアがベストを尽くした走りをしましたが、結果、総合9位で明日の決勝ラウンドには進出できませんでした。
チーム戦終了後は、個人ゲームズの決勝ラウンドとなるギャンブラーが行われます。オープニングタイムが全クラス30秒、ギャンブルゲームは300クラスと400クラスがゲームタイム14秒、525クラスと650クラスがゲームタイム12秒で、4障害で構成されるゲーム1が10ポイント、5障害で構成されるゲーム2が20ポイントとなっています。

また、オープニングにおけるボーナスゲームがコースの四隅に設置された障害を通過することで8ポイントのボーナスポイントを与えられます。
オープニングゲームにおけるコース戦略は色んなパターンが考えられますが、ゲームタイムが30秒なので、ボーナスポイント8ポイントを獲得するコースでなければオープニングゲームにおけるポイントを伸ばすことはできません。

2015WAO Gamblers Course Work

個人ゲームズ決勝 ギャンブラーのコース検分

ギャンブルゲームもゲーム1、ゲーム2共に難しい遠隔ではないのですが、実際競技が始まってみるとほとんどのペアが制限時間内にフィニッシュできず、4クラス合計160ペアのなかでゲーム1を成功させたのはたったの9ペアでした。ゲーム2は誰も成功しませんでした。

ギャンブラーの出場した日本代表ペアは、オープニングゲームはボーナスポイントを含めて30ポイント以上を獲得したのですが、ギャンブルゲームは制限時間にフニッシュすることが出来ませんでした。
大会二日目は早朝から夜遅くまで競技が行われ、午前中は小雨の降る中で屋外リングで1走、その後屋内リングで2走と計3走の予選ラウンドをこなし、午後からはプレッシャーの中でチーム戦の最終予選とゲームズの決勝ラウンドを走ると云うタフな一日になりました。

遠征の疲れもピークに達し、疲労とプレッシャーの中で走るのは人も犬も肉体的、精神的にタフでなければなりません。そんな中で日本代表の各ペアはベストな走りをしてくれました。

明日は、いよいよ大会最終日。個人ペンタスロン、バイアスロンの決勝ラウンド、ボーナスクラスのスピードステークス、チーム戦の決勝ラウンドが行われます。
2015 World Agility Open Championships 報告1

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2015年5月15日(金)~17日(日)まで、オランダのエルメロ(Ermelo)にある「National Hippic Center(KNHS)」にて、「2015 World Agility Open Championships」が開催され、今年3月1日に開催された「2015 Japan Open Agility Championships 」にて上位の成績を収めた総勢12ペアが2015WAO日本代表として出場しました。
会場となる「National Hippic Center(KNHS)」は、アムステルダムから車で1時間程郊外のエルメロと云う町にあり、広大な敷地の中に屋外・屋内の馬術リング、厩舎、レストラン等があります。

リング内は細かい砂にフェルトチップが混ぜ込まれており、硬すぎることもなく、柔から過ぎることもなく、人も犬も走り易いグランドになっていました。

Main Ring

参加国の国旗が飾られたメインリング

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レストランからはメインリングと屋外の第一リングが観戦できる

Ring2
屋外の第一リング

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やや横幅の狭い第二リング

 

日本代表チームは、5月11日(月)、12日(火)にそれぞれ現地に入りました。宿泊先は会場から車で20分程度の場所にあるゴルフ場のホテルで、森の中にあってとても静かな場所にあるホテルです。

Princess hotel Dorhout Mees
13日(水)は、大会会場の屋外リングと屋内リングでそれぞれ1時間づつの練習を行いました。各代表ペア毎に最終調整の練習に汗を流し、明後日からの本番に備えました。

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14日(木)は、本大会の受付(体高測定やヘルスチェック等)を行い、その後、メインリングでの国別の公式練習をこなし、夕方(夜?)19:00から開会式に参加しました。

2015WAO Team Japan

2015WAO Opening Ceremony
大会初日となる15日(金)は、午前中に個人ペンタスロンのジャンピング第一ラウンド、アジリティ第一ラウンド、個人ゲームズのスヌーカーが行われ、午後からはチームペンタスロンのジャンピング第一ラウンド、アジリティ第一ラウンド、ジャンピング第二ラウンドが行われました。

個人ペンタスロンは、ジャンピングを2走、アジリティを2走、スピードステークスを1走の計5走の総合成績で世界チャンピョンを競いますが、ジャンピング第一ラウンド、アジリティ第一ラウンド後の累計成績で下位20%は第二ラウンドに進むことができません。

個人ゲームズはスヌーカーとギャンブラーの総合成績で世界チャンピョンを競いますが、スヌーカーの成績で上位40ペアが決勝となるギャンブラーに出場することができます。

2015WAO-Friday-AM-Courses
15日(金)午前中のコース図

個人ペンタスロンのジャンピング第一ラウンドは、コース全長187mで、300クラスと400クラスの標準タイムが47秒、525クラスと650クラスの標準タイムが42秒となるスピードコースで、ハードル落下や拒絶を誘うコースとなっていました。

個人ペンタスロンのアジリティ第一ラウンドは、コース全長193mで、300クラスと400クラスの標準タイムが53秒、525クラスと650クラスの標準タイムが48秒となっています。コース中盤にある7番障害のロングジャンプから13番障害のドッグウォークまでのシークエンスでミスするペアが多かったようです。

個人ゲームズの予選ラウンドとなるスヌーカーは3レッドで制限時間が300クラスで54秒、400クラスで51秒、525クラスと650クラスで49秒となっています。2点障害以外はすべて組障害となっており、2点障害から7点障害までの障害数が13障害もあるので、クロージングゲームの27ポイントを確実に取るにはオープニングゲームにおけるコース戦略が鍵となるコースです。

レッドハードルの設置場所から体高クラスに関係なくほとんどのペアが7点障害と6点障害を中心にオープニングゲームを組み立てましたが、いずれの場合もクロージングゲームで7点障害まで走りぬくペアが少なく、パーフェクトゲームとなる51点を獲得したペアは出場270ペアの中で3ペアのみでした。

グループBの日本チームは、最初にゲームズのスヌーカーを走り、その後、ペンタスロンのアジリティ、ジャンピングと走りました。

大会最初の競技がプレッシャーのかかるスヌーカーから始まった日本チームですが、オープニングゲームのコース攻略はゲームズに慣れているアメリカやカナダと同じように各ペア共にとても戦略的なコースでした。

続くペンタスロンアジリティでは、コース中盤でコースミスするペアが多く、3ペア共に完走したのは650クラスのみでした。

午前中最後のペンタスロンジャンピングでは、本来の実力を発揮してクリーンランするペアが多く、第二ラウンド進出へ望みをつなげました。
午後からは、チームペンタスロンのジャンピング第一ラウンド、アジリティ第一ラウンド、ジャンピング第二ラウンドとチーム戦の3競技が行われました。

チームペンタスロンは予選ラウンドとしてジャンピングを2走、アジリティを2走して、その累積成績の上位8チームが決勝となるスピードステークスリレーに出場できます。
予選ラウンドのジャンピングとアジリティにおいては、各チーム体高の違う3ペアを1チームとしてエントリーし、決勝となるスピードステークスリレーにおいては、各体高クラスから1ペアづつ計4ペアを1チームとしてエントリーします。

今年のチーム戦は日本チームを含む全21チームが参加して世界チャンピョンを競いました。

2015WAO-Friday-PM-Courses
15日(金)午後のコース図

 

日本チームは、アジリティ第一ラウンドに300クラスの渡辺&かるらペア、400クラスの吉本&ののペア、650クラスの山本&パーチェペアで出場しました。チーム戦とは違いプレッシャーの大きいチームの初戦。各ペア共に硬い動きとなってしまい、チーム戦17位でスタートしました。

続くジャンピング第二ラウンドには400クラスの吉本&ののペア、525クラスの小西&ナナペア、650クラスの高橋&プッチペアで出場しました。このジャンピング第二ラウンドでは、出場3ペア共に落ち着いた走りでクリーンランした結果、この競技で見事1位に輝きました。

2015WAO TeamJP-2

初日チーム戦の最後はジャンピング第一ラウンド。日本チームは300クラスの白松&クレアペア、400クラスの佐野&ぷ~ペア、525クラスの土岐&ニナペアが出場しました。走りのリズムが掴みにくいコースを各ペア共に最小限のミスで走り、この競技で10位につけました。

総合成績では、ジャンピング+アジリティの第一ランドの総合で第11位、ジャンピング第二ラウンドを累積した3競技の総合で第8位となり、明日のアジリティ第二ラウンドを迎えることになりました。

こうして無事に大会一日目が無事に終了しました。個人ペンタスロンやゲームズに出場した日本代表ペアの多くが予選第二ラウンドや決勝ラウンドに駒を進め、チームペンタスロンも3競技終了時点で総合8位と好位置で大会初日を終えることができました。
2015 World Agility Open Championships 報告2

2015 World Agility Open Championships 報告3

2015年5月15日(金)~17日(日)まで、「2015 World Agility Open Championships」が開催されます。

WAO
 

第5回目となる今年の大会は、オランダの Ermelo にある「National Hippic Center(KNHS)」に世界32の国と地域から総勢387ペアのドッグアジリティチームが集結し、3日間にわたり熱戦が繰り広げられます。

WAO 大会においては、個人戦と国別のチーム戦で以下のチャンピョンシップ競技が実施されます。

    • ◆ 個人ペンタスロン競技
      JP(ジャンピング)2走、AG(スタンダードアジリティ)2走、スピードステークスの計5走でドッグアジリティの総合チャンピョンペアを決めます。スピード、テクニック、コース戦略とオールマイティに愛犬との息の合った走りが求められる競技です。

 

    • ◆ 個人バイアスロン競技
      ドッグアジリティ競技のスタンダードであるJP(ジャンピング)とAG(スタンダードアジリティ)でチャンピョンペアを決めます。大会に参加する全ペアが出場する競技で、ドッグアジリティの醍醐味である ”より速く、より正確に” をモットーにWAOが用意した難コースを華麗に駆け抜ける競技です。

 

    • ◆ 個人ゲームズ競技
      決められた時間内により高い得点を目指す Snooker(スヌーカー)とGamblers(ギャンブラー)でチャンピョンペアを決めます。制限時間内にできるだけ高い得点を得るために独自のコースを立案し、パートナーである愛犬と日頃から鍛錬したハンドリングテクニックを駆使して走る見ごたえのある競技です。

 

  • ◆ チームペンタスロン競技
    ドッグアジリティは基本的には個人競技なのですが、世界大会においては、国別のチーム戦が行われます。WAOのチームペンタスロン競技は、JP(ジャンピング)2走、AG(スタンダードアジリティ)2走、スピードステークスリレーの計5走でチームチャンピョンシップを競います。決勝競技であるスピードステークスリレーは、1チームとして各体高クラスから1ペアづつ計4ペアがメインリングに入場し、それぞれ決められたコースをバトンをリレーしながら走ります。大会中もっとも会場が盛り上がる競技です。

 

日本からも、今年3月1日(日)に開催された「2015 Japan Open Agility Championships」にて各体高クラスごとに上位の成績を収めた総勢12ペアが2015WAO Team Japanとして出場いたします。

2015JOAマーク

 

また、本大会の模様はインターネットでライブ中継とオンデマンド配信されます。

日本代表ペアはじめ世界のアジリティプレイヤーによる華麗な走りを是非ともご覧ください。

最後になりましたが、イードッグラーニングは「2015 WAO Team Japan」を応援しております。

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