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2014年 9月

9月も半ばを過ぎ、ずいぶん涼しくなってきました。朝晩のお散歩も快適でイヌたちもとても気持ちよさそうです!

ドッグスポーツも秋から本格的なシーズンを迎え、各地で競技会やイベントが開催されます。日頃ドッグスポーツやドッグトレーニングを楽しまれている方にとっては、この季節、なんとなくワクワクした待ち遠しい気分になるのではないでしょうか!?

 

先日、お客様より素敵な動画をご紹介いただきました! まずはこちらの動画をご覧ください!


 

ご存知の方も多いかと思いますが、今年世界中でブームを巻き起こした”ファレル・ウィリアムス(Pharrel Williams)の「ハッピー(Happy)」”のドッグダンスバージョンです。

これまで、世界各地のご当地バージョンが次々に動画サイトにアップされ話題になっていたのですが、ついにドッグダンスバージョンが日本からアップされたようです。

 

ご当地バージョンも、地元の著名人が出演したものや趣向を凝らしたものなど素晴らしい作品が多かったのですが、このドッグダンスバージョンは、ワンちゃんを飼っている方なら誰しもが共感できるとても素敵な動画に仕上がっています。

様々な犬種とその飼い主さんが軽快なリズムにあわせて踊る姿は、観ているだけでなんだかとてもハッピーな気持ちにさせてくれます!

曲の振り付けも趣向が凝らされ、ダンステクニックの見せ場も多く、見ごたえのある作品に仕上がっていますが、なんといっても飼い主さんとイヌたちの笑顔が素敵で、ドッグダンスを通して深められた幸せの絆を見て取れます。

ただ傍にいるだけで幸せな気持ちにしてくれるイヌたちですが、こうしてドッグダンスを通して深めた絆はより幸せな笑顔となって表現されているように感じます

 

この秋、ドッグスポーツやドッグトレーニングを通じて幸せの絆を深めてみてはいかがでしょうか?

 

つづく・・・

犬を飼われている方の誰しもが一度は犬とボール遊びされた経験があるかと思います。テレビコマーシャルにも、公園で犬と楽しくボール遊びしている映像が流れ、そんな風景を想い描きながら犬を飼われた方も少なくないかと思います。

ボール遊びは多くの犬達が大好きです。子犬からシニア犬までボールを見せただけでワクワク!ソワソワ!キラキラした眼差しで見つめられるとついつい投げずにはいられなくなります(笑)

投げられたボールは動く獲物として犬達の狩猟本能を刺激します。ボール遊びに夢中な犬達は素早い身のこなしで瞬時にボールを追いかけ、教えてもいないのに弾むボールを絶妙なタイミングでランニングキャッチします。

その昔、子供たちの野球チームのコーチをしていた時に私のパートナードッグ(サンちゃん)にノックしたことがあります。プロ野球選手並みの守備範囲の広さで見事にゴロをキャッチして子供たちの喝采をあびていました。

 

投げたボールを全速力で追いかけ、咥えると同時に一目散に持って帰ってくる。素早く飼い主にボールを渡し、「さあ!もう一度ボールを投げて!」と期待し、集中して待っている姿は何とも云えず凛々しくさえ感じます!

こういったボール遊びの一連の動作は、犬の持つ本能的な物欲や持来欲を育てながら、ボール遊びを通して人と一緒に作業する楽しさを教える事が出来ます。

服従訓練やドッグスポーツにおいてもボールを使ってトレーニングすることが多く、ボール遊びを通して作業することの楽しさや充実感、達成感を教えます。

 

基本的なドッグトレーニングの一つに「ボールタグ」を使ったトレーニングがあります。ボールタグを使って犬の持つ本能的な「物欲」や「持来欲」を高めながらハンドラーと一緒に作業することの楽しさを教えることで”作業欲”を引き出すトレーニングです。

 

ボールタグはテニスボールや野球のボールに引っ張るための紐(ハンドル)が付いたおもちゃです。

ハンドル部分はフリース生地やバンジータイプのナイロン生地のものがありますが、よく見かけるのはナイロン製のロープにボールを取り付けることで女性でも遠くに飛ばせるように工夫されたボールタグです。

ボール自体は柔らかく事故(間違って人や物にあたって怪我したり、壊したりする事)の少ないテニスボールを取り付けてあるものが多いのですが、噛みの強い犬やより遠くへ投げるために硬いゴム製のボールを取り付けてあるものもあります。

 

130-BTBS  130-FFMTB  SqueakyFurBallTag-130  130-tmasters

 

ボールタグの遊び方を簡単に紹介します。

 

ステップ1:

犬は最初から投げたボールを追いかけ、咥えて持ってくることができる訳ではありません。最初はボール自体に興味を持ってもらう必要があります。ハンドルを手に持ってボールを動かしながら犬を遊びに誘ってください。

動くボールに興味を示し、追いかけたり、噛んだり、引っ張ったりしたら声をかけてください。「持って!」や「取って!」と云ったコマンド(命令)でなくても構いません。「そう!そう!」とか「すごい!すごい!」と明るく盛り上げるように声をかけてください。

 

ステップ2:

手元のボールタグを追いかけたり、咥えたり、引っ張ったり出来るようになったらボールタグを近い場所に投げてください。投げたボールを追いかけ、咥えたらすかさずハンドルを握って引っ張り遊びをします。追いかけ始めから引っ張り遊びまで終始明るく声をかけて盛り上げます。

最初からボールが弾むように高い位置から投げないでください。最初は犬の目線より下の位置でボールを転がしてください。

引っ張り遊びする際には、力まかせに引っ張ることなく最初は軽く引っ張ります。犬が引っ張り返すことができるようにすることが大事です。遊びを理解するまでは引っ張り返したら最後は犬にボールを譲ってあげてください。

ボールを追いかけて咥えてどこかに持ち去ろうとする場合には、ハンドルにさらに長い紐をつけてその紐を手に持っていてください。ボールを咥えたら紐を手繰り寄せながら引っ張り遊びをしてください。

 

ステップ3:

ボールタグでの引っ張り遊びが理解できたら、徐々にボールを遠くに投げてください。ボールを追いかけて咥えたら「おいで!」やワンちゃんの名前で呼び戻します。犬が戻ってきたらハンドルを持って引っ張り遊びしてあげてください。引っ張り遊びすることで、ボールを持って帰ったら楽しい遊びがあることを教えます。

引っ張り遊びした後は冷静にボールを出させます。こちらが引っ張り返すことを止めることで咥えたボールを離す事を促します。同時に静かに落ち着いた声で「出して!」、「ちょうだい!」と声をかけます。犬が咥えたボールを離したらクリッカーを打ったり、大きな声で良く褒めてあげてください。

引っ張り遊びが大好きでなかなかボールを出さないからと、大きな声で怒鳴る様に「ダセ!」と命じたり、力任せにボールを奪い取らないように注意してください。そうすることでボール遊びがつまらない遊びと理解したり、ボールの奪い合いのパワーゲームだと理解されないように注意してください。

参照:「第3話 気持ち良く出す!」

 

トレーニングポイント:

ボールの大きさや素材は犬の好みに併せてください。最初は柔らかめのテニスボール素材が良いと思います。噛みの強い犬の場合、柔らかいテニスボールを壊してしまう場合がありますが、硬いゴム製のボールは耐久性は優れていますが、犬歯を摩耗する場合もあるので注意してください。

ボールには”ピーピー”と音の出るボールもあります。ボール自体に興味が薄い場合やボール遊びに誘うには音の出るボールは有効です。しかし、ボールを噛むことで音が出る事を知るとボールを出したがらないワンちゃんも多いようです(苦笑)

最初は犬が落ち着ける環境(自宅や室内)でトレーニングしてください。最初から公園やドッグランなど、誘惑の多い環境ではトレーニングしないでください。

屋外でボール遊びする場合には足場や周りにに注意してください。硬い地面で高くバウンドしたボールをジャンプキャッチして怪我したり、藪の中に入ったボールを追いかけて怪我をする恐れがありますので、十分に注意してください。

1回のトレーニングは5分程度の短い時間で集中して行います。お互いに「もう少し遊びたい」と思える時間で止めることが次への意欲につながります。

一緒に楽しみならトレーニングしてください。声をかけたり、焦らしたりしながら互いに楽しくプレイすることが重要です!

 

ボール遊びを教える際に、最初から紐なしの普通のテニスボールで教える方もいらっしゃいます。犬によってはボールを追いかけて上手に咥えて持って戻ってくるワンちゃんもいますが、多くはそのまま咥えて噛んで遊んだり、飼い主さんが取りに来るのをじっと待つワンちゃんが多いようです。ボールを咥えて戻って来る楽しさを教えるためにも紐付きのボールタグで引っ張り遊び(タグプレイ)する楽しさを是非とも教えてください。ボールタグでのボール遊びできるようになれば、紐なしのボールでもちゃんと咥えて戻って来ます!

 

ボールタグを使った遊びは、犬の持つ本能的な物欲や持来欲を育てながら、ボール遊びを通して人と一緒に作業する楽しさを教える事が出来るトレーニングです。ぜひ一度お試しください!

9月になり朝晩めっきり涼しくなってきました。今年の夏は冷夏で例年の猛暑に比べていくぶん過ごし易かったのですが、各地で大雨による災害が発生し、甚大な被害をもたらしました

8月に発生した広島の土砂災害では、多くの方が大切な思い出の詰まった我が家や家族を一瞬にして失いました。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。一日でも早く元の平穏な日々が過ごせる事を心よりお祈り申し上げます。

 

毎年9月1日は ”防災の日” として各地で大規模な避難訓練が実施されております。富山県では7日に黒部市で行われた県総合防災訓練においては、初めて人とペットが一緒に避難する「同行避難」の訓練が実施されたそうです。

ご存知の方も多いかと思いますが、環境省は2013年、災害時にはペットと飼い主らの安全確保を前提に、飼い主と一緒に避難する「同行避難」を原則とするガイドラインを作成しました。

環境省:災害時におけるペットの救護対策ガイドライン

 

東日本大震災などの大規模災害においては、多くの人とペットが被災しました。これらの経験を踏まえて飼い主とペットが同行避難することが合理的であると考えられ、そのためのガイドラインが作成されました。

このガイドラインは、自治体などが災害の種類や地域の状況に応じて独自の災害対策マニュアルなどを作成する際に、ペット対策を検討する際の参考になる事も目的として作成されており、より合理的と考えられる飼い主の責任によるペットとの「同行避難」が原則とされています。

 

ガイドラインの中身は以下のような内容になっております。(環境省報道資料より)

 

(1)平常時及び災害時におけるそれぞれの役割

ペットの飼養に対する飼い主の自覚や責任が重要であることを基本とし、自治体、地方獣医師会や民間団体・企業などの役割について

 

(2)災害に備えた平常時の対策、体制の整備

平常時から飼い主が取っておくべき対策や心構えを中心に、関係自治体における避難所や仮設住宅でのペットの受入れ配慮、動物救護体制の整備や救護施設の設置に関わる検討について

 

(3)災害発生時の動物救護対策

災害が発生した際の初動対応から避難所や仮設住宅でのペットの飼育、保護が必要な動物への対応、動物救護施設の設置や運営、情報の提供、動物救護活動の終息時期の判断について

 

(4)動物救護活動を支えるもの

動物救護活動では重要な人材の確保、特にボランティアの確保や配置のほか、必要な物資の備蓄や活動資金の確保について

 

ガイドラインそのものはあくまで各自治体がペットの救護対策を検討する際のものとなっていますが、我々飼い主が個々に防災に対する意識や具体的な行動を考える際のガイドラインにもなっています。

ペットとの同行避難においては、飼い主の責任と役割が重要とされており、平常時及び災害時の行うべき対策として以下のような事例が挙げられています。

 

平常時:

●住まいの防災対策

●ペットのしつけと健康管理

●ペットが迷子にならないための対策(マイクロチップ等による所有者明示)

●ペット用の避難用品や備蓄品の確保

●避難所や避難ルートの確認などの準備

 

災害時:

●人とペットの安全確保

●ペットとの同行避難

●避難所・仮設住宅におけるペットの飼育マナー遵守と健康管理

 

私自身、犬を飼い始めて平穏に生活するためにしつけ教室に通い、犬達と共に楽しむためにドッグアジリティを始めました。アジリティの世界大会に出場する機会を頂いた時に初めてマイクロチップも装着しました。すべてはドッグスポーツを楽しむために必要となるしつけ教室や社会化教育でした。

今回、ガイドラインを読んでみて、災害時に犬達と一緒に避難し、周りの方の迷惑にならないように避難生活を送るために、飼い主として日頃から準備し、行動することがペットとの同行避難の基本であることを改めて認識しました。

 

犬のしつけや社会化教育のためのトレーニングは、普段の生活やドッグスポーツを楽しむためだけに必要とされる訳ではなく、災害時に家族の一員として一緒に避難するために必要なトレーニングでもあると思います。

これからはしつけ教室やドッグトレーニングスクールにおいて、社会化教育のためのしつけやドッグスポーツを楽しむためだけのトレーニングだけではなく、災害時に備えたトレーニングや健康管理、避難対応方法などについても学ぶ機会が増えてくると思っています。

この機会に大切な家族の一員であるペットと一緒の同行避難(防災)について考えてみてはいかがでしょうか?

 

つづく・・・

暑い夏もようやく終わり、少しづつ過ごし易い季節になってきました。アジリティやディスクなどのドッグスポーツの大会も秋から本格的なシーズン幕開けとなり、ドッグスポーツ愛好者の皆さんにとってはワクワク気分な毎日かと思います。

先日、日頃愛読しているブログで新しいドッグスポーツが紹介されている記事を見つけました。

そのドッグスポーツは、ドッグアジリティとドッグディスクを一度に楽しめるもので、この春から北米を中心に競技のレッスンや競技会が開催されているそうです。

このスポーツを提案した Up Dog Challenge(UDC) はフロリダ在住のディスク愛好者とアジリティ愛好者の方、数人で創設されたそうです。

創設の趣旨としては、アジリティに比べて愛好者の少ないディスク愛好者を増やしていきたいというものなのですが、より幅広く、多くの愛犬家が手軽に楽しめるドッグスポーツを提案したいと云う想いで競技ルールを作っています。

人も犬も高い運動能力や技術を必要とすることなく、誰しもが簡単にチャレンジでき、勝ち負けを競い合う事よりも自己ベストを更新することを目的としていくつかの競技が提案されています。

 

Frizgility(フリジリティ)

ハードルとトンネルだけの簡単なアジリティコースを走ってディスクキャッチするもので、障害のクリアとディスクキャッチでポイントが加算されるという簡単な競技です。


 

障害もハードルとトンネルだけでディスクもより遠くに投げる必要もなく、バウンドキャッチしても得点されるので、アジリティ初心者でもディスク初心者でも簡単にチャレンジできそうです。

さっそくチャレンジしてみました!


 

マオは現役のアジリティドッグですがディスク競技の経験はありませんので、普段使っているディスクタイプの”トリーツポケットディスクタグ”でチャレンジしてみました。

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投げ手が下手なので動画を撮影する前に2~3回ディスクキャッチだけの練習をして本番に臨みましたが意外と簡単にできました!

ルールをしっかり確認していなかったので何ポイント獲得できたかは不明ですが、これだとより多くの人と犬達が手軽に楽しめるスポーツだと実感できました!

 

Pullagility(プラージリティ)

ディスクの代わりに ”PULLER(プラー)” を使ってみました!



 

ジーニーは8歳になるシニアドッグですが以前はアジリティドッグとして活躍していました。マオ同様にディスク経験もないので彼が大好きなプラーを使ってチャレンジしました。

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ジーニーもマオも普段からトレーニングアイテムとして色んなおもちゃを使って遊んでいますが、アジリティ障害と組み合わされたこの競技では、普段以上に意欲的な動きをみせていました。

日本においてもドッグアジリティやドッグディスクなどのドッグスポーツが楽しまれるようになって10年以上が経ちます。競技レベルも年々向上し、近年では世界を舞台に多くのペアが活躍されています。

 

一方で「人も犬もより高度な技術や高い身体能力が必要では?」と云う見方をされる方も少なくなく、初心者には敷居が高いと感じられる方も多いようです。

今回ご紹介した Frizgility や Pullagility に限らずアジリティ競技やディスク競技もより多くの人が手軽に始められるスポーツです。私自身も最初はしつけ教室で”スワレ”や”マテ”を教わりながら”ジャンプ”や”トンネル”のアジリティを教わりました!

しつけ同様にドッグスポーツもやり始めればとても簡単でどんな人でも犬でも楽しむことができます。皆さんもこの秋、是非一度ドッグスポーツにチャレンジしてみたはいかがでしょうか!?

 

つづく・・・

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