梅雨時期としては最大級と云われる大型の台風8号が各地で被害をもたらしております。今後の進路予想では九州を横断し、その後、四国→東海→関東→東北→北海道と日本列島をなめるように北上して進んでいくようです。
土砂崩れ、浸水、強風による倒壊等の台風災害にはくれぐれもご注意ください!
イードッグラーニングのシッピングサイトではドッグスポーツやドッグトレーニングを楽しむための沢山のおもちゃを取り扱っております。大半が米国製やヨーロッパ製のおもちゃなのですが、そのほとんどが「対話型のおもちゃ」と云われるものです。
海外メーカーからおもちゃを仕入れる際、おもちゃの特徴などをお聞きするのですが、決まって「このおもちゃは人と犬の双方に楽しめる対話型のおもちゃなんだよ!」と説明されます。
”犬にとって楽しめるおもちゃ”とはどういうおもちゃなのでしょうか?
ドッグスポーツやドッグトレーニングにおいては、犬達がより意欲的にトレーニングに取り組むことを望んでいます。これらのおもちゃは、視覚や嗅覚、動きを通して犬達の本能的な欲求を刺激することで、楽しみながらその犬が本来持っている意欲を引き出すように工夫されています。
本物の毛皮を使ったおもちゃ(ファータグ)が多いのは、毛皮の持つ独特の臭いや触感で犬が本来もっている狩猟的本能を刺激し、おもちゃへの執着心を高めるためです。
ハンドラー(指導手)の指示に従って行動することで、報酬として大好きなおもちゃで遊んで貰える。遊び(報酬)を通じてハンドラーの意図を理解し、行動を学びます。犬達はおもちゃを通じて人と対話しているのかも知れません。
”人にとって楽しめるおもちゃ”とはどういうおもちゃなのでしょうか?
ドッグスポーツやドッグトレーニングを楽しんでいる方の多くは、日々のトレーニングや競技会を楽しみながら、犬達と互いに理解しあい、共に幸せでありたいと願っています。
そのために人間社会のルールを教えたり、犬と云う動物を学ぶことで、共に絆を深めあっています。決してよい成績を収めることだけを望んでいるのではありません。
楽しみながらトレーニングする上でおもちゃ選びはとても大事です。犬達がおもちゃ自体に興味を持ってもらう事は云うまでもないのですが、おもちゃを使った遊びやトレーニングを通して人の意志や人が望む行動を犬達に正しく理解してもらう事が重要になります。
犬の行動に応じてクリッカーを鳴らしたり、言葉で褒めたり、タグプレイすることで人が何を望んでいるのかを即座に伝え、それを繰り返しトレーニングすることで理解を深める必要があります。
おもちゃにはトレーニング用途に併せて色んなおもちゃがあります。定番と云われるボールタグやフリースタグひとつとってみても大きさや素材、デザインが違うものが多数用意されています。
犬種の違いによっておもちゃを選ぶことも重要ですが、ハンドラーの扱い易さもとても重要です。女性や腕力の無いハンドラーでもバンジータイプのタグであれば引きの強い犬であっても楽に扱うことが可能です。
”人にとって楽しめるおもちゃ”とは、トレーニング用途に併せて犬達と対話のできるおもちゃだと思います。
互いに理解しあったペアは、いつでも、どんな時も、どんなところでも互いに楽しむことができます。ボールやタグ、ディスクを持っていなくても、公園で拾った木の枝一つで愛犬と楽しむことができます。
ドッグアジリティでは、競技の前後でリードやおもちゃを使って愛犬とタグプレイ(対話)するペアをみかけます。難コースを前に「大丈夫!きっとうまく走れる!」と互いを鼓舞したり、「楽しかったね!ありがとう!」と互いの健闘をたたえているようです。
犬達はおもちゃだけに夢中になることはありません。大好きな人と対話することを望んでいます。ドッグスポーツやドッグトレーニングを通して犬達との対話を楽しんでみてはいかがですか?
つづく・・・
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