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2016年 4月

2016年4月16日~17日、北海道恵庭市の「北海道エコ・動物自然専門学校」にて「バランスボールセミナー in 北海道」を開催しました。

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これまで福岡、関西、関東ではバランスボールの体験コースや個別のエクササイズコースを行っていたのですが、今回、地元北海道でオビディエンスやドッグアジリティを指導される”one step”の土岐恵美子さんと恵庭市に校舎を構える”北海道エコ・動物自然専門学校”様の協力で北海道で初めてのバランスボールを使ったフィットネスセミナーを開催する事ができました。

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今回、北海道開催に参加したワンちゃんたちは、日頃からドッグアジリティ、フリスビーなどのドッグスポーツを楽しんでいるワンちゃんたちや10才を超えも元気なシニアドッグ、疾患と上手に付き合いながら日々の生活を楽しんでいるワンちゃんたち総勢43ペアのワンちゃんたちですが、そのほとんどが今回初めてバランスボールを使ったフィットネストレーニングを体験するワンちゃんたちでした。

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セミナーは、体験コースと個別にエクササイズ指導するエクササイズコースに分け、1コース5ペア定員としてクラス分けしました。

最初にバランボールを使ってトレーニングする上でのチェックポイントや注意点、トレーニングの進め方をご説明させていただき、その後、実際にバランスボールを使ったエクササイズを飼い主さんと一緒に体験していただきましたが、どのワンちゃんもすぐにエクサイサイズを理解し、飼い主さんと一緒にトレーニングを楽しんでいました。

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北海道での最初のバランスボールトレーニングと云う事もあり、準備や進行、トレーニング内容に課題も多かったと思いますが、参加いただいた皆様には、ワンちゃんのヘルスケアやボディコンディションの重要性、それを維持するためのトレーニングポイントについて最低限ご理解いただけたのではないかと思っています。

また、私自身も色んなご質問やご要望を直接お聞きすることができ、とても有意義な二日間になりました。

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ワンちゃんたちも私達人間と同じように日々健康状態は変化します。毎日のヘルスチェックとコンディションニングトレーニングを継続していただくことで、明るく楽しい日々を少しでも長く過ごしてもらいたいと願っております。

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最後になりましたが、今回のセミナーに参加いただいた43ペアの皆様、セミナーの企画、準備、運営に協力いただいた”one step”の土岐恵美子様、会場をご提供いただいた”北海道エコ・動物自然専門学校”様に、心より厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

今後も北海道で定期的に教室を開催したいと思っておりますので、次回開催の折もまた是非とも足を運んでいただければ嬉しいです。

つづく・・・

第29話より”犬と遊ぼう!”をテーマに連載を始めましたが、3回目となる今回は具体的にどんな遊びをしたら良いのかについて考えてみたいと思います。

”犬と遊ぶ”と一言で云っても色んな遊びがあります。

ドッグランなどでは飼い主とワンちゃんが追いかけっこしたり、飼い主が投げたボールをワンちゃん一生懸命追いかけて遊んでいる姿をよく目にします。

飼い主さんとワンちゃんが楽しそうに遊んでいる姿を目にするとなんだかほっこりした気持ちになります。

これまでも何度がご紹介しましたが、我が家の愛犬達はどの子も遊ぶ事が大好きです。

追いかけっこやボール遊び、色んなおもちゃを使った引っ張りっこ・・・etc、遊んでくれるならなんでも来い!?と云った感じでとにかく良く遊んでくれます。

そんな我が家の犬達ですが、彼らとの遊びの基礎となるのは何と云っても ”タグプレイ” です。フリースを三つ編みしたものや紐のついたボール、毛皮のタグなど、トレーニングシーンに併せて使い分けながら彼らと引っ張りっこして遊びます。ドッグアジリティ競技会の出走前後にはリードを使ってタグプレイしながら互いの気持ちを作ったりして遊んでいます。

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タグプレイは、遊び手である人との関係性を作ったり、今現在のワンちゃんとの関係性を確認する上でもとても重要な遊びだと考えいます。

タグプレイを通して、ワンちゃんの遊びに対する本能的な欲求を刺激し、人と遊ぶ事に対する楽しさと遊び(ゲーム)のルールを理解し、人に対する信頼を育てることが可能です。

我が家の犬に限らず、ドッグアジリティやフリスビー、フライボールやオビディエンスなどのドッグスポーツを楽しんでいる多くのペアもタグプレイを遊びの基本とし、日々、この遊びを楽しみながらトレーニングしています。

そこで今回は、前回もご紹介した「犬と遊ぶレッスンテクニック」(以下、参考書と表記させていただきます)を参考にしながら、タグプレイについて考えてみたいと思います。

「うちの犬はおもちゃに興味がない」、「どんな遊びもすぐに飽きちゃう」とお悩みの方もタグプレイはワンちゃんにとっては本能的な欲求を刺激する遊びですので、正しく遊んであげればどんなワンちゃんでも楽しく遊ぶことができます。

またしても前置きが長くなってしまいました・・・反省)

タグプレイの遊び方:

飼い主の中には、「これまで一度もタグプレイをして遊んだことが無い」と云った方や「タグプレイして遊びたいけどうまく遊べない」と云う方も結構多いかと思います。

そう云った方は、まずはこの参考書に遊び方が詳しく説明してありますので、そちらを参考にして遊んでみてください。

また、この参考書には遊びを教える上でのポイントや注意点についても詳しく書かれていますので、既にタグプレイを楽しんでいる方も今一度参考書に書かれている遊び方をやってみることをおすすめします。ちょっとした変化でさらに遊びが楽しくなります。

私自身もこれまでの経験からタグプレイをお互いに楽しむ上でいくつかのポイントがあるかと思っています。

遊びへの誘い方:

子犬や若いワンちゃんであれば好奇心も旺盛で本能的な刺激を求める毎日ですので遊びへの誘いもそんなに悩むことは無いかと思います。しかし、これまでの生活で引っ張りっこ遊びをしたことがないワンちゃんは、いざ”遊ぼうよ!”と誘ってもなかなか思うようには応じてくれません。

特に引っ張り遊びに関しては、これまでの生活においてママの大切なバッグやパパの靴下を勝手に咥えてはボロボロにして怒られてきましたので、そう簡単には誘いに乗ってくれないかも知れません。

まずはワンちゃんの好きなおもちゃや興味を引きそうなおもちゃを使って猫じゃらしみたいな感じで誘ってみてください。強制的に遊びに誘うのではなく、「ねぇ、ねぇ、あそぼうよ!」と云った軽い感じで誘ってみてください。ボールなどの紐が付いていないおもちゃであれば紐を付けておいてください。

おもちゃの選び方:

おやつは好きだけどおもちゃには興味がないと云うワンちゃんの場合には、トリーツポーチタグなどのおやつを入れることができるおもちゃを使って誘っても良いかもしれません。


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トリーツポーチタグの使い方については、「トリーツポーチタグを使ったタグプレイ」を参考にしてみてください。

 

追いかけっこが好きなワンちゃんであれば、チェイサータグを使ったチェイサーゲームから始めても良いかも知れません。


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チェイサーゲームについては、「チェイサーゲーム(追いかけっこ)のご紹介」を参考にしてみてください。

 

ラブラドールレトリバーやゴールデンレトリバーに代表されるレトリーブドッグの中には、なによりペットボトルが大好きなワンちゃんがいます。そんなワンちゃんとタグプレイする場合には、大好きなペットボトルを使ってタグプレイを楽しむことができます。

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ペットボトルを使ったタグプレイについては、「ペットボトルを使ったタグプレイ」を参考にしてみてください。

 

ワンちゃんによってはおもちゃに対するこだわりがあるワンちゃんもいます。ファータイプが好きなワンちゃんもいれば、フリースタイプやボールタイプのワンちゃんもいます。それぞれのワンちゃんの好みに併せて使用するおもちゃを選んでみてください。

 

遊びの手順とポイント:

実際の遊び方については、参考書に遊びの手順とポイントが記載されていますので、そちらの手順に従って遊んでみてください。

遊びのポイントとしては、参考書にも記載されていますが、おもちゃの”奪い合い”をするのではなくあくま”でつかみ合い”のゲームであることを互いに理解することだと思います。

私自身のこれまでの経験でも、ワンちゃんと楽しくタグプレイが出来ないていないペアの多くはお互いに力任せにおもちゃを奪い合っているように感じます。

飼い主がおもちゃを奪い取ってしまうとワンちゃんはこの遊びにすぐに飽きてしまいますし、力の強いワンちゃんが女性の飼い主からおもちゃを奪い取った場合には、飼い主から遠く離れて奪い取ったおもちゃで一人遊びしています。

こうなってしまうとお互いにこのゲームがとてもつまらないゲームになってしまいますので注意してください。

タグプレイは人と犬との関係性を育む遊びの中で、基礎となる遊びだと考えています。最初からうまく遊べない場合があるかも知れませんが、根気よく、そして楽しく遊んであげることで、どんなワンちゃんでもタグプレイが大好きになると思っています。

 

余談になりますが、2月に来日されたアメリカの Anne Kajava さんのアジリティセミナーにおいても、Anne さんがセミナーを受講したワンちゃんと一緒に走るシーンがありました。

”初対面のワンちゃんとどうやって走るんだろう!?”と興味津々で見ていたところ、Anne さんはすぐに走りだすことはせずに、最初にそのワンちゃんとおもちゃを使って一緒にタグプレイをして楽しく遊びました。

すぐそばに飼い主もいらっしゃったのですが、ワンちゃんは Anneさんの誘いを心良く受け入れてとても楽しそうに遊んでいました。

その後、一緒にコースを走り始めたのですが、初対面のワンちゃんが Anne さんのハンドリングで見事にコースを駆け抜けてくれました。

また、3月に来日された Shauna Wenzel さんのオビディエンスセミナーにおいても、Shaunaさんがセミナーを受講した初対面のワンちゃんとタグプレイしただけで一緒に作業をしていました。

ワンちゃんから見れば、楽しくタグプレイできる相手であれば例えその相手が初対面でもその瞬間に信頼関係を結び、一緒にゲームを楽しんでくれているのではないかと考えます。

 

普段、追いかけっこやボール遊びを楽しんでいる方もタグプレイを遊びの一つとして取り入れてみてはいかがですか!?

きっと大好きなワンちゃんとの新たな関係性が育まれると思います。
つづく・・・
【関連記事】
第29話 犬と遊ぼう!(その1)遊びと関係性

去る2016年3月24日~27日、山梨県山中湖にある「ドッグリゾートWoof」にて「Shauna Wenzel Obedience Seminaer in Japan 2016」が開催されました。

このセミナーは FCI オビディエンスの現役の世界トップハンドラーであるドイツの Shauna Wenzel さんによる”オビディエンス競技を楽しむためのトレーニングセミナー”で今回日本で初めて開催されました。

 

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セミナー当日は世界トップハンドラーによる直接指導を求め日本全国から競技愛好者が世界遺産である富士の麓に集まりました。既にFCIオビディエンスを競技として楽しんでいる方々やこれからこの競技を楽しみたいと云う愛犬家の皆さん総勢157名(4日間の延べ参加者数)が参加しました。

 

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今回、このセミナーを企画し、事務局の中心メンバーとしてセミナーの準備、運営をされた山下光江んに今回のセミナーについてお話しを伺いました。

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山下光江さんはご自身も FCIオビディエンスの競技者で2014年、2015年のFCIオビディエンス世界大会に日本代表として参加された国内屈指のトップハンドラーです。

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-今回このセミナーを企画されたきっかけを教えてください

山下光江さん>

2014年、2015年の2度の世界大会に参加させていただいた中で、海外の選手のオビディエンス作業を見て私自身がもっと FCI オビディエンス競技を楽しむためのトレーニング方法について知りたいと思いました。

普段は国内で個人練習したり、同じ競技愛好者と一緒に合同練習をしているのですが、海外(特にヨーロッパ)の選手に比べ競技規定の理解やそれに伴う練習方法やトレーニングポイントが判らず、もっとこの競技を楽しむ上でのトレーニング方法を学びたいと思っていました。

そんな私の想いを世界大会で知り合った Shauna さんに相談したところ彼女が今回のセミナーを心良く引き受けてくれることになったんです。

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-今回のセミナーのテーマを教えてください

山下光江さん>

私と同じように今現在オビディエンス競技を楽しんでいる愛好者やオビディエンス競技に興味はあるけど具体的にどういったトレーニングをやれば良いか悩んでいる方、パートナーである愛犬ともっと色んなドッグスポーツにチャレンジしたいと思っている多くの方に世界トップハンドラーが実践しているオビディエンストレーングを紹介し、FCI オビディエンス競技についてより深く理解していただけるようなセミナーにしたいと思いました。

Shauna さん始めセミナー事務局メンバーとも話し合った結果、4日間とやや長丁場となってしまいましたが、この機会により多くの方にオビディエンス競技の理解を深め、この競技を楽しむためのトレーニング方法について時間の許す限り学んでいただきたいと思いました。

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-今回のセミナーを終えて山下さんご自身はどういった感想をお持ちですか?

山下光江さん>

講師のショーナさんはヨーロッパ各地でセミナーを開催されており、言語が違う国の競技者たちにご自身のお考えをお伝えるすることがとても上手な方だとお聞きしていたのですが、英語が不得意な私達にもとても丁寧に教えてくださいました。

実践セミナーでは、パートナードッグと一緒に参加された各ペアに対し、具体的なトレーニング方法を多数、的確にアドバイスしていただけたようです。

それから今回のセミナーに参加いただいた方々の質問をお聞きする中で「FCI オビディエンスがどういうものなのか!?」、「普段どのようなトレーニングをすれば良いのか!?」など、私と同じように迷いながらやってる方がとても多いのだと再認識しました。

また、競技テクニックだけでなく、この先トレーニングを進めていく上でツール(クリッカーなど)を増やしていくこととなど、多くの課題があることも判り、これからのトレーングの方向性がより具体的になりました。

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-今後のオビディエンスセミナーの企画、計画等はございますか?

山下光江さん>

今回のセミナーは色んな意味でチャレンジでした。実際にセミナーを開催するまでは不安も多く、準備も含めセミナー当日も色んな部分で多くの課題もあったように感じています。しかし、総勢157名の方にご参加いただいたことにひとまずは安心しております。

セミナーに参加いただいた皆様に心より感謝しております。

また、私のお願いを心良く引き受けてくださった Shauna さん、企画から準備、運営まで一緒になった昼夜を問わずサポートしてくれた事務局メンバーの方々にも心よりお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

次回の計画ですが、時期などについては今のところ未定ですが、次回ももっと沢山の方に楽しんでいただけるようなセミナーを開催したいと思っています。

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-山下ご自身の犬との出会い、飼育した犬達とのアクティビティを教えてください

山下光江さん>

15年前にボーダーコリーを飼いたくて子犬(ジャック)を迎えました。ジャックとはフリスビーやドッグアジリティを楽しみました。2007年にボーダーコリーのジェリーが家族に加わりました。ジェリーともアジリティやフライボール、ドッグダンス(フリースタイル)やオビディエンスと多くのドッグスポーツにチャレンジしています。

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-オビディエンス競技(トレーニング)を始めたきっかけは何ですか?

山下光江さん>

ジェリーは何に対してもとても前向きで積極的にチャレンジしてくれるボーダーコリーです。小さい頃から色んなドッグスポーツを彼と楽しんでいますが、より長く楽しめるドッグスポーツとしてオビディエンストレーニングを始めました。また、彼の作業に対する集中力や身体能力を存分に発揮する上でもオビディエンスがより彼の才能を活かせるのではないかと思って始めています。

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-オビディエンス競技(トレーニング)の醍醐味や楽しみは何ですか?

山下光江さん>

FCI オビディエンスはスピードも重視される競技なので、犬にとって思い切り走る楽しみがあります。そして静止の時の姿勢変化のトレーニングなどは家で毎日することができ、犬との生活の遊びの一つとして楽しんでいます。

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-オビディエンス競技(トレーニング)を通じて得たものは何ですか?

山下光江さん>

犬との関係性を常に良い状態にしておけること、またその確認ができることです。お互いの関係性が良くない状態でトレーニングすると、集中力はもとより作業がすぐに乱れてしまいます。お互いの気持ちが一つになっていることがこの競技ではとても大切なことだと感じています。

 

-山下さんの今後の夢は何ですか?

山下光江さん>

色んな国の選手とオビディエンスの競技を通じて、犬の事やトレーニングについて話をしてみたいです。犬やトレーニングに対する考え方はその国の歴史や今の情勢などをとても良く物語っているように思います。オビディエンス競技を通してより多くの海外の選手と交流する事が今後の夢です。

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今回、ご縁があってこのセミナーをサポートさせていただき、初日の座学と1日目の実技セミナーに参加させていただきました。まだ雪が残る富士の麓に日本全国から集まった FCI オビディエンス競技の愛好者の方々を前に ドイツからお越しの Shauna さんはとても丁寧で的確に指導されていました。

Shaunaさんの指導内容や参加された方々のトレーニングの様子を見ていると、パートナーである愛犬との関係性や基礎となるトレーニングは、ドッグアジリティ始め多くのドッグスポーツに共通するものであることを実感しました。

FCI オビディエンス競技はとても奥深いドッグスポーツですが、パートナーである愛犬と一緒にこのスポーツを楽しむ過程は、縁あって家族の一員として迎えた愛犬と共に幸せに日々を暮らすための多くの知恵やアイデアが盛り込まれたドッグスポーツではないかと思っています。

ご愛読いただいている皆様も、機会があればこのオビディエンス競技を楽しんでみたはいかがですか!?Love Bubble に包まれた生活が待っているかも知れません!

 

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