長かったゴールデンウィークも今日が最終日となりましたが、今年のGWはいかがお過ごしでしたか?
「第5話 小型犬と楽しむドッグスポーツ」で少しふれましたが、私の最初のパートナードッグはカーディガン・ウエルッシュ・コーギーの「ジョナサン」でした。
ジョナサン(通称サンちゃん)とは彼が生後6ヶ月を過ぎた2002年1月からオビディエンストレーニングとドッグアジリティのトレーニングを始めました。
初めて取り組むドッグトレーニングはうまくいかない事ばかりでした。
最初の頃は私から一方的に指示するばかりのトレーニングでサンを随分と悩ませてしまいました。それでも、日々一緒に取り組むトレーニングは毎日が発見の連続で何よりも楽しい時間でした。
そんな中、2005年には初めてアメリカで開催されたUSDAAの世界大会にも参加することができました。
同じパートナードッグと10年近く競技を楽しむ事ができるのもドッグスポーツの醍醐味の一つです。シニアクラスの犬達は若い犬に比べ勢いこそありませんが、お互い阿吽の呼吸で難コースを駆け抜ける姿はドッグスポーツの真髄を見るようです。
一日でも長く競技を楽しむためには、心身共に健康であることは云うまでもありません。子犬の時から心と体のケアを行うことで長くパートナーとして競技を楽しむ事ができるでしょう。
最近では日本においても犬達の体のケアを行うためにTタッチマッサージやスウェーデン式マッサージ、リンパマッサージやカイロプラクティックなどの多くのケアプログラムがサービスされています。
専門家によるケアも時として必要ですが、普段からパートナーの体に触れていればちょっとした体の変化もいち早く発見ができますので、怪我防止もさることながらトレーニングメニューの見直しにも即座に対応できます。
現役を引退した時のサンの体はとても硬い筋肉に覆われているように感じました。これから運動量を減らしていく中で一日でも長く健康であって欲しいという想いから最初に食生活を改善しました。
代謝を良くし、免疫力が向上するようなフードやサプリメントを探しました。フードに関しては国内メーカーも海外メーカーも用途に併せてフードを各種販売していますので、目的にあったフードを探すのはさほど苦労しませんでした。
サプリメントに関しては、コーギーと云う事もあって関節系のサプリメントだけは現役時代から良く使っていました。現役引退後は関節系だけでなく代謝や免疫力を向上させるための総合的な多機能サプリメントがないか探しました。
国内メーカー、海外メーカー含めて色々と試してみる中で、より効果的だったサプリメントが米国デザイニングヘルス社の「ミッシングリンク ケーナインプラス」でした。
サンちゃん以上に変化が見られたのは若いボーダーコリー達です。被毛が見違えるように良くなり、体重の乗りも良く、サン以上に体が柔らかく感じるようになってきました。
年齢に合った別のトレーニング(遊び)を探すなかで、体を使わずに頭を使うトレーニングを思いつきました。ネットでおもちゃを探してみると色んな犬用の知育玩具が売られています。
大半の知育玩具は、おもちゃの中に隠してあるおやつを探すようになっています。代表的なもので云えば、”コング”の名前で知られているおもちゃですが、最近は色んな知育玩具が販売されています。
子犬の時にこそコング遊びしたことがあったのですが、久しぶりにおもちゃ箱から出してあげると夢中になって遊びました。
若い犬達のようにおもいっきり走ったり、跳んだりはできなくなったのですが、家の中や近所の公園でコングを使って”宝さがしゲーム”をして遊んであげると夢中になって遊んでいます。集中して遊んだ日の寝顔は心なしか満足げな寝顔をしているように感じます。(親ばか?!)
こうしたちょっとした普段の遊び(プレイ)がシニアドッグにおいてはとても良い運動になっていると思っています。健康であればそれぞれに合った色んな遊びを通していつまでもパートナードッグとして素敵な関係を継続できると思います。
これからもシニアドッグが心身共に健康で楽しく遊んでいただくための商品を充実させていきたいと思っておりますので、ご希望やご要望などございましたら、是非ともコメントをお寄せください。
つづく・・・