5月に入って汗ばむ陽気になってきました。急に気温が上がるこの時期、人も犬も熱中症にかかりやすいと云われております。皆さん、体調管理には十分気を付けてドッグスポーツをお楽しみください。
ご存知のように日本では小型犬の飼育頭数が他国に比べると多いようです。小型犬が好まれる理由としては、犬種の容姿や特性もさることながら日本の住宅事情や生活環境面で扱いやすいとお考えになる方も多いようです。
ドッグスポーツ自体は小型犬から大型犬まで楽しむことができます。先日参加したドッグアジリティ競技会でも犬の体高が30㎝以下のクラスに70頭近い多くの小型犬が参加していました。
小型犬の場合、他のクラスに比べて犬種のバリエーションがゆたかです。トイプードルやミニチュアダック、パピヨンやチワワ、コーギーやシェットランドシープドッグ、ジャックラッセルテリアに代表されるテリア系の小型犬種など多くの小型犬がドッグスポーツを楽しんでいます。
競技リンクを駆け抜ける姿は、ボーダーコリーやラブラドールなどのスポーツ万能犬種にも負けないような迫力とスピード感がありますし、なんといってもハンドラーとの一体感は他のクラスにはない特別なものが感じられます。
私自身も最初のパートナーはカーディガン・ウエルッシュ・コーギーの「ジョナサン」でした。2002年から始めたドッグアジリティですが最初はうまくいかない事ばかりでした。それでも日々サンちゃんと一緒に取り組むトレーニングは何より楽しい時間でした。
今後も小型犬でドッグスポーツを楽しまれる方が益々増えてくると思います。
小型犬と一口に云っても多くの犬種が”小型犬”としてカテゴリーされています。日本においてはここ10年、プードル、チワワ、ダックスフンドの3犬種が犬種別登録数の上位を占めています。
ドッグスポーツにおいても、年々トイプードルやチワワ、ダックスフンドをパートナーにドッグアジリティやディスクドッグを楽しまれる方が増えています。
ドッグスポーツを楽しむためには小型犬とは云え正しいトレーニングが必要です。小型犬においても中型犬や大型犬同様に楽しくトレーニングするためにタグやボールなどのおもちゃを活用します。しかしながら、小型犬の場合は中型犬や大型犬に比べお気に入りのおもちゃを探すのが一苦労だと云うお話を良く耳にします。
一般的にトレーニング専用とされるおもちゃ(道具)は、どちらかと云うとジャーマンシェパードやラブラドール、ボーダーコリーなどの中型犬や大型犬のサイズにあわせたものが多く、小型犬サイズのトレーニング専用のおもちゃは少ない状況です。
ドッグトレーニングの定番アイテムであるフリースタグや紐付きボールなども、サイズ的には中型犬や大型犬向きで小型犬にはサイズ的に大きく扱いにくいようです。
また、小型犬の場合はマズルや骨格構成の異なる犬種が多いので、タグプレイひとつとっても引っ張る力や噛み具合が異なり、自分のパートナーが好むおもちゃを探すのに苦労されているようです。
イードッグラーニングのショッピングサイトには小型犬向けのおもちゃも数多く取り扱っておりますが、こちらにも小型犬のお客様から形や大きさ、おもちゃの特性などに関してお電話やメールで多くのお問い合わせをいただきます。
・「トイプードルにタグプレイで意欲を出させたいけど、お薦めのタグは?」
・「パピヨンなんですが、軽くて歯の掛かりが良いタグはどれですか?」
・「スモールポーチタグとバニーポーチタグ、どちらが軽いですか?」
・「シープバータグとシープファーポケットタグの違いは?」
・「小さ目のコーギーですが、バランスボールはどのサイズが良いですか?」
できれば、直接お会いして実際に商品をお見せしながらお客様のワンちゃんが気に入るおもちゃをご紹介したり、ご希望やご要望をお伺いできれば良いのですが、今はまだそういった機会を設けることがなかなか難しい状況です。
お問い合わせをいただいた際には、できる限り詳しい商品説明をさせていただくと同時に「お試しサービス」をご案内しております。実際にお客様自身におもちゃを見ていただき、お好みのおもちゃを選んでいただければと思っております。
今後も小型犬のワンちゃんにドッグスポーツやドッグトレーニングを存分に楽しんでいただくための商品を充実させていきたいと思っておりますので、ご希望やご要望などございましたら、是非ともコメントをお寄せください。
つづく・・・