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第33話 犬と遊ぼう!(その3)タグプレイ

第29話より”犬と遊ぼう!”をテーマに連載を始めましたが、3回目となる今回は具体的にどんな遊びをしたら良いのかについて考えてみたいと思います。

”犬と遊ぶ”と一言で云っても色んな遊びがあります。

ドッグランなどでは飼い主とワンちゃんが追いかけっこしたり、飼い主が投げたボールをワンちゃん一生懸命追いかけて遊んでいる姿をよく目にします。

飼い主さんとワンちゃんが楽しそうに遊んでいる姿を目にするとなんだかほっこりした気持ちになります。

これまでも何度がご紹介しましたが、我が家の愛犬達はどの子も遊ぶ事が大好きです。

追いかけっこやボール遊び、色んなおもちゃを使った引っ張りっこ・・・etc、遊んでくれるならなんでも来い!?と云った感じでとにかく良く遊んでくれます。

そんな我が家の犬達ですが、彼らとの遊びの基礎となるのは何と云っても ”タグプレイ” です。フリースを三つ編みしたものや紐のついたボール、毛皮のタグなど、トレーニングシーンに併せて使い分けながら彼らと引っ張りっこして遊びます。ドッグアジリティ競技会の出走前後にはリードを使ってタグプレイしながら互いの気持ちを作ったりして遊んでいます。

Genie

タグプレイは、遊び手である人との関係性を作ったり、今現在のワンちゃんとの関係性を確認する上でもとても重要な遊びだと考えいます。

タグプレイを通して、ワンちゃんの遊びに対する本能的な欲求を刺激し、人と遊ぶ事に対する楽しさと遊び(ゲーム)のルールを理解し、人に対する信頼を育てることが可能です。

我が家の犬に限らず、ドッグアジリティやフリスビー、フライボールやオビディエンスなどのドッグスポーツを楽しんでいる多くのペアもタグプレイを遊びの基本とし、日々、この遊びを楽しみながらトレーニングしています。

そこで今回は、前回もご紹介した「犬と遊ぶレッスンテクニック」(以下、参考書と表記させていただきます)を参考にしながら、タグプレイについて考えてみたいと思います。

「うちの犬はおもちゃに興味がない」、「どんな遊びもすぐに飽きちゃう」とお悩みの方もタグプレイはワンちゃんにとっては本能的な欲求を刺激する遊びですので、正しく遊んであげればどんなワンちゃんでも楽しく遊ぶことができます。

またしても前置きが長くなってしまいました・・・反省)

タグプレイの遊び方:

飼い主の中には、「これまで一度もタグプレイをして遊んだことが無い」と云った方や「タグプレイして遊びたいけどうまく遊べない」と云う方も結構多いかと思います。

そう云った方は、まずはこの参考書に遊び方が詳しく説明してありますので、そちらを参考にして遊んでみてください。

また、この参考書には遊びを教える上でのポイントや注意点についても詳しく書かれていますので、既にタグプレイを楽しんでいる方も今一度参考書に書かれている遊び方をやってみることをおすすめします。ちょっとした変化でさらに遊びが楽しくなります。

私自身もこれまでの経験からタグプレイをお互いに楽しむ上でいくつかのポイントがあるかと思っています。

遊びへの誘い方:

子犬や若いワンちゃんであれば好奇心も旺盛で本能的な刺激を求める毎日ですので遊びへの誘いもそんなに悩むことは無いかと思います。しかし、これまでの生活で引っ張りっこ遊びをしたことがないワンちゃんは、いざ”遊ぼうよ!”と誘ってもなかなか思うようには応じてくれません。

特に引っ張り遊びに関しては、これまでの生活においてママの大切なバッグやパパの靴下を勝手に咥えてはボロボロにして怒られてきましたので、そう簡単には誘いに乗ってくれないかも知れません。

まずはワンちゃんの好きなおもちゃや興味を引きそうなおもちゃを使って猫じゃらしみたいな感じで誘ってみてください。強制的に遊びに誘うのではなく、「ねぇ、ねぇ、あそぼうよ!」と云った軽い感じで誘ってみてください。ボールなどの紐が付いていないおもちゃであれば紐を付けておいてください。

おもちゃの選び方:

おやつは好きだけどおもちゃには興味がないと云うワンちゃんの場合には、トリーツポーチタグなどのおやつを入れることができるおもちゃを使って誘っても良いかもしれません。


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トリーツポーチタグの使い方については、「トリーツポーチタグを使ったタグプレイ」を参考にしてみてください。

 

追いかけっこが好きなワンちゃんであれば、チェイサータグを使ったチェイサーゲームから始めても良いかも知れません。


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チェイサーゲームについては、「チェイサーゲーム(追いかけっこ)のご紹介」を参考にしてみてください。

 

ラブラドールレトリバーやゴールデンレトリバーに代表されるレトリーブドッグの中には、なによりペットボトルが大好きなワンちゃんがいます。そんなワンちゃんとタグプレイする場合には、大好きなペットボトルを使ってタグプレイを楽しむことができます。

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ペットボトルを使ったタグプレイについては、「ペットボトルを使ったタグプレイ」を参考にしてみてください。

 

ワンちゃんによってはおもちゃに対するこだわりがあるワンちゃんもいます。ファータイプが好きなワンちゃんもいれば、フリースタイプやボールタイプのワンちゃんもいます。それぞれのワンちゃんの好みに併せて使用するおもちゃを選んでみてください。

 

遊びの手順とポイント:

実際の遊び方については、参考書に遊びの手順とポイントが記載されていますので、そちらの手順に従って遊んでみてください。

遊びのポイントとしては、参考書にも記載されていますが、おもちゃの”奪い合い”をするのではなくあくま”でつかみ合い”のゲームであることを互いに理解することだと思います。

私自身のこれまでの経験でも、ワンちゃんと楽しくタグプレイが出来ないていないペアの多くはお互いに力任せにおもちゃを奪い合っているように感じます。

飼い主がおもちゃを奪い取ってしまうとワンちゃんはこの遊びにすぐに飽きてしまいますし、力の強いワンちゃんが女性の飼い主からおもちゃを奪い取った場合には、飼い主から遠く離れて奪い取ったおもちゃで一人遊びしています。

こうなってしまうとお互いにこのゲームがとてもつまらないゲームになってしまいますので注意してください。

タグプレイは人と犬との関係性を育む遊びの中で、基礎となる遊びだと考えています。最初からうまく遊べない場合があるかも知れませんが、根気よく、そして楽しく遊んであげることで、どんなワンちゃんでもタグプレイが大好きになると思っています。

 

余談になりますが、2月に来日されたアメリカの Anne Kajava さんのアジリティセミナーにおいても、Anne さんがセミナーを受講したワンちゃんと一緒に走るシーンがありました。

”初対面のワンちゃんとどうやって走るんだろう!?”と興味津々で見ていたところ、Anne さんはすぐに走りだすことはせずに、最初にそのワンちゃんとおもちゃを使って一緒にタグプレイをして楽しく遊びました。

すぐそばに飼い主もいらっしゃったのですが、ワンちゃんは Anneさんの誘いを心良く受け入れてとても楽しそうに遊んでいました。

その後、一緒にコースを走り始めたのですが、初対面のワンちゃんが Anne さんのハンドリングで見事にコースを駆け抜けてくれました。

また、3月に来日された Shauna Wenzel さんのオビディエンスセミナーにおいても、Shaunaさんがセミナーを受講した初対面のワンちゃんとタグプレイしただけで一緒に作業をしていました。

ワンちゃんから見れば、楽しくタグプレイできる相手であれば例えその相手が初対面でもその瞬間に信頼関係を結び、一緒にゲームを楽しんでくれているのではないかと考えます。

 

普段、追いかけっこやボール遊びを楽しんでいる方もタグプレイを遊びの一つとして取り入れてみてはいかがですか!?

きっと大好きなワンちゃんとの新たな関係性が育まれると思います。
つづく・・・
【関連記事】
第29話 犬と遊ぼう!(その1)遊びと関係性

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