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第15話 ドッグアジリティ競技会

10月は2週連続で大型の台風18号と19号が日本列島を縦断し、各地で大きな被害をもたらしました。台風による浸水や家屋の倒壊で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

 

10月の第1週と第2週の週末は、台風接近の中、二週連続でドッグアジリティ競技会に参加してきました。

10月4日~5日は地元で開催された競技会に選手として参加し、翌週11日~12日は大阪で開催された競技会の審査員として参加しました。両大会共に台風の影響もなく競技会は無事に開催され、ドッグアジリティの初心者ペアから何度も世界大会に出場経験のあるトップペアまで多くの参加者が愛犬との楽しい時間を過ごしました。

 

ドッグアジリティとは、犬とハンドラーと呼ばれる人(指導手)がペアとなり行われる障害物を用いた競技です。ハンドラーが犬に指示を出し、障害を決められた順序の通りに通過します。失敗、拒絶のミスがなくかつ標準タイムと呼ばれる制限時間内に障害を全て通過したペアのうち、最もタイムが少ないペアが1位となります。世界40カ国以上の国と地域で楽しまれており、世界大会も開催されているドッグスポーツです。

 


 

ドッグアジリティ競技は、初心者クラスのビギナー、ノービス(アトレクション)クラスから中級、上級者の1度、2度、3度クラスとそれぞれペアのレベルに併せて競技が行われます。

また、犬の体高(前脚の肩の高さ)や年齢(シニア犬)に併せてハードルの高さが変わりますので、愛犬の体高や年齢に応じて犬の体に無理のない障害で競技を楽しむことができます。

国内のドッグアジリティ競技会は、主に2つの競技団体が年間を通じて各地で競技会を開催しています。

一般社団法人 ジャパンケンネルクラブ(JKC)

NPO法人 犬の総合教育社会化推進機構(OPDES)

 

先日の競技会もアジリティ初心者からトップペア、ベテランペアまで1日300走以上の競技が朝早くから開催されました。

トイプードルやミニチュアダックスフント等の小型犬からボーダーコリー、ラブラドールレトリバー、ジャーマンシェパードドッグなどの中型犬~大型犬まで様々な犬種がハンドラー(飼い主さん)と一緒に青空の下、楽しそうに走っていました。


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ハンドラーも老若男女、10代の子供から60代のベテランまで家族の一員である愛犬と日頃の練習の成果を発揮すべく、一生懸命にそして楽しそうに競技を楽しまれています。

シーズン初めの競技会とあって久しぶりにお会いする方達とも会場で話が弾みました。犬の話が中心ではありますが、お互いの近況など報告しあうことでドッグアジリティを通じて広がる友達の輪を実感できるのも競技会の楽しみの一つです。

大半の競技会が週末の休日に河川敷広場や運動公園などで開催されています。先日の大会も河川敷公園での競技会でしたので、土手の上には多くの観客が参加者の走りを楽しんでおられました。犬連れの観客も多く皆さん熱心に観戦されていました。

今現在アジリティを楽しんでいる方の多くは普通のご家庭で犬を飼われている方が大半です。しつけ教室などでドッグアジリティを知って始めた方も多いのですが、たまたま競技会を見かけてそれから始められた方も多いようです。

先にご案内した主催団体が競技会の開催スケジュールをホームページで案内していますので、お近くで競技会がある際には、是非一度、生のドッグアジリティ競技会をご覧ください。

ドッグアジリティはどんな犬種でもどんな方でも楽しめるドッグスポーツです。スポーツの秋、愛犬と一緒にドッグスポーツを楽しんでみてはいかがでしょうか?

 
つづく・・・

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